狭心症・心筋梗塞・不整脈などの循環器疾患

循環器内科

生活習慣病により動脈硬化が進行すると狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患や下肢閉塞性動脈硬化症、大動脈瘤などの血管の病気を引き起こします。特に最近は若いうちから狭心症や心筋梗塞にかかる人も増加しており、最近問題となっております突然死の原因とも考えられております。虚血性心疾患の診断法として当クリニックで行います負荷心電図検査(エルゴメーター検査)や心臓超音波エコー検査が有用です。また動悸、息切れの自覚症状をきたす発作性不整脈の診断にはかかせない、24時間ホルター心電図検査も行っております。当クリニックのホルター心電図検査機器は小型軽量化されているため、仕事中の検査も負担にはなりません。各種検査の結果にてさらに精密検査が必要な場合には、ご希望に応じて慈恵医大や聖路加病院、女子医大東医療センター、その他の専門医療機関にご紹介させていただいております

いびき・睡眠時無呼吸症候群

  • 多くの方は睡眠中のいびきを自覚することはなく、家族や会社の同僚などから大きないびきを指摘され初めて気づきます。いびきをかいていると一見深い眠りについているように見えますが、実際には空気の通りが狭くなっていびきを発生しているため、呼吸が抑制され、眠りが浅くなるため質のよい睡眠がとれていません。さらにいびきをかいている最中に「呼吸が止まっている」などというときには 睡眠時無呼吸症候群(SAS)も考えられます。この病気は日中の眠気を強く自覚し、集中力も低下するため居眠り運転による交通事故をおこすこともあります。また睡眠中の低酸素状態により身体に負担がかかり高血圧、不整脈、心不全、突然死の原因となることが知られております。当クリニックでは睡眠時無呼吸症候群の診断と治療をおこなっておりますので、いびきでお悩みの方や症状がある方はまずご相談ください。
  • 治療について
  • 携帯型経鼻的持続陽圧呼吸(CPAP)療法
  • 専用の鼻マスクを装着して、CPAP(シーパップ)と呼ばれる装置から圧力がかかった空気を流し込み狭くなった気道を広げます。これにより、いびきや睡眠中の無呼吸がなくなります。使用するのは寝ているときのみです。
    肥満傾向の方は減量も必要です。
    *健康保険でCPAP装置を使用している方は一月に1回の受診が義務付けられています。体の調子をチェックするためにも必ず、月1回の外来受診をしてください。
  • 口腔内歯科装具(マウスピース)
    マウスピースによる治療が必要な方は、専門の歯科・口腔外科にご紹介いたします。